当サイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用しています
PR

虎の威をかる狐の由来や意味は?なぜ虎の威を借るのか?

虎の威を借る狐 学校・参考書
記事内に広告が含まれています。

息子が息子が受けた模擬テストで、『タヌキの威を借るキツネ』と息子が解答していたので、なんでそんな答えになったのか聞いてみました。

『タヌキの威を借るキツネ』って解答してるけど、これってなに?

キツネって言ったら、タヌキだから、タヌキって解答した!

えっ??
正しい答えは、【の威を借るキツネ】だよ!

 

虎じゃなくて、タヌキでいいじゃん!
狐とタヌキはセットだよ!

 

息子の模擬テストの珍解答から、【虎の威を借る狐】を調べ直しました。
【虎の威を借る狐】の由来や意味などについて紹介しますね。

【虎の威を借る狐】の由来

春秋戦国時代の中国の書物「戦国策」の「楚策」という書物に書かれている故事からきてます。

その内容は、

楚王が、楚国(自国)の大臣等に尋ねました。
「楚国の将軍が外国から恐れられているという。それは本当か?」ある大臣が次のように答えました。『虎に捕まった狐が、虎にこんなことを言ったそうです。
「私(狐)を食べてはいけません。私は、天帝から命じられた百獣の長です。嘘だと思うなら、私について来てください。皆怖がって逃げますから。」狐に言われた通り、虎は狐についていきました。
狐の言う通り、皆逃げていきます。
虎は自分が怖くて、皆が逃げてると思いません。
狐を恐れて、逃げてると思っています。
虎は狐に騙されました。
つまり、外国は、ある将軍(狐)を恐れている訳ではありません。
将軍の後ろに控えている楚国の軍隊(虎)を恐れているのです。

意味

弱い人が、強い人の権威をかさにきて威張ることの例え

例文

あの人は親が地元の名士って自慢して、周りになんでもやらせる。
まさに虎の威を借る狐だ。

【虎の威を借る狐】という故事成語を使うとき

自分には力(実力)がないのに、知り合いなどの権威や威光を利用して、威張っている人を指すときに使うことが多い故事成語です。

上司や上級生に対して使わない方がいい言葉です。

この言葉を使う時は、誰に対して使おうとしてるかなど、考えて、注意して使って下さいね。

何気ない一言で、人間関係に亀裂を入れる必要はありませんから・・・。

 

虎の威を借る狐を小学生に説明


いろいろ調べて、私も思い出したり、理解できたと思ったので、【虎の威を借る狐】の由来も併せて息子に説明しました。

虎:昔の中国で一番強いと言われていた動物

ずる賢いと言われる動物

 

自分(狐)は弱いけど、後ろに虎がいれば、皆が怖がると思って、自分の後ろを虎に歩いてもらって、いかにも自分は強いんだって虎に思い込ませたんだよ。

これが、虎じゃなくてタヌキだったら、どう??

皆怖がって逃げると思う?

タヌキだったら、怖いというより、可愛い
逃げるより、寄ってきそう!

中国にライオンは生息してないから、ライオンもないよ!
中国のお話だから、中国に生息している動物でお話が出来上がっているんだよ。

 

『ライオンの威を借る狐』という故事成語は、もちろんありません!

百獣の王といわれるライオンでも、古代中国に生息していなかったので、故事成語に登場しませんので、注意して下さいね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

まんがで学ぶ 故事成語 (まんがで学ぶ日本語大研究!) [ 八木 章好 ]
価格:1,760円(税込、送料無料) (2023/11/9時点)

楽天で購入

 

まとめ

【虎の威を借る狐】が何故虎なのか、子供が理解できるように説明するのは難しいです。

虎は昔の中国で一番強いと言われていた動物です。
狐はずる賢いと言われていた動物です。
それらを合わせて、「虎の威を借る狐」という故事成語が出来上がりました。

【虎の威を借る狐】は、自分には力(実力)がないのに、知り合いなどの権威や威光を利用して、威張っている人を指すときに使うことが多い言葉ですので、状況を考えて使って下さいね。

 

この記事を書いた人
アルペンママ

息子が3歳の時から、スキー場への送迎を始めて早10年。
年間50回、のべ500回以上、行ったスキー場も20ヶ所を超えました。
その経験から、スキー場へのアクセス時の注意点や回避テクニック、知っておくと便利なお得情報を書いています。

アルペンママをフォローする
学校・参考書
アルペンママをフォローする

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました