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月山スキー場に一番近いのは姥沢駐車場!残雪有無によるペアリフト乗場までの注意点

スキー

月山スキー場は駐車場が遠いです。
一番月山スキー場に近いのは【姥沢(うばさわ)駐車場】ですが、それでも「月山ペアリフト山麓駅」から約1kmも離れていて、山形県西村山郡西川町月山沢にあります。

月山スキー場に初めて行った時に、姥沢駐車場とゲレンデ(月山ペアリフト山麓駅)がめちゃくちゃ離れていたのには驚きました。
姥沢駐車場から月山ペアリフト山麓駅に行くには、距離は約1km(徒歩15分くらい)離れています。

そしてこの駐車場からリフトまでの徒歩ルートは、残雪が残っている時なのか、雪が融けてなくなった後なのかで注意すべきことが違います。
同じ道を使うのですが、この残雪のあるなしには十分注意した方がいいですよ。

この記事では、以下の2点についてお知らせします。

・月山スキー場の姥沢駐車場での駐車料金やトイレの有無
・姥沢(うばさわ)駐車場から月山ペアリフト山麓駅まで歩くときの注意点

月山スキー場の姥沢駐車場で困らないよう、参考にしてください。

月山スキー場に一番近い姥沢(うばさわ)駐車場

月山スキー場の月山ペアリフト山麓駅に最も近いのは、姥沢(うばさわ)駐車場です。
姥沢駐車場から、月山ペアリフト山麓駅までは、約1kmの距離があります。

道に残雪がある時期は徒歩30分くらいかかりますが、残雪がなくなると、徒歩15分くらいで到着できます。

姥沢(うばさわ)駐車場姥沢(うばさわ)駐車場

姥沢駐車場は、アスファルトで舗装された平面駐車場です。
駐車台数は、300台です。
駐車枠の白線が引かれてますが、消え掛かっている場所もあるので、周りの車に合わせて駐車してください。

上記の写真は、ゴールデンウィークに行った時に撮影しました。
この日は、天気が悪く、リフトが動いていなかったため、車もほとんど止まっていませんでした。
この写真は地面が濡れているので分かりづらいですが、駐車枠の白線はなんとなく残ってる程度です。

姥沢駐車場の駐車料金

月山環境整備運営駐車等協力金1,000円

月山春スキーシーズンの姥沢駐車場では駐車料金ではなく、月山環境整備運営駐車等協力金としてお支払いします。
その料金は、車1台につき1000円です。

月山夏スキーシーズンに移行後も、駐車場で環境整備運営駐車等協力金をお支払いします。

姥沢駐車場にトイレや更衣室はあるのか?

月山姥沢駐車場付近のトイレと更衣室

姥沢駐車場の敷地内にトイレ更衣室はありません。

姥沢駐車場と県道114号線を挟んで反対側に【姥沢公衆トイレ】があります。
この公衆トイレと同じ建物内に更衣室もあります。

建物を入って手前の左側が男子トイレ、右側が男子更衣室、奥の左側が女子トイレ、右側が女子更衣室です。

トイレの建物は24時間空いてるので、早めに到着したら姥沢駐車場で仮眠を取っても良いかなと思います。

姥沢公衆トイレの建物の外にホースがついた水道があります。

姥沢トイレの水道。ここでスキーなどの道具を洗います

月山スキー場で滑り終わったら、この水道で、スキー板やボード、スキー靴などを洗ってきます。
午後になるとスキー板やボードなどの道具を洗う人で、水道が混み合っています。

 

月山スキー場の雪(汚れ状況)
なぜ、道具を洗うのかというと、月山の雪はの写真のように黄砂や砂などで汚れていますので、この雪の上を滑った板も汚れます。

道具を長持ちさせるため、水で汚れを落としています。
道具を洗うための水道がないスキー場がほとんどの中で、道具を洗える水道が常設されているのはありがたいことです。

自宅に帰った後で洗ってもいいのですが、我が家は自宅に到着するまでに4時間程度かかるため、帰宅するまでにエッジが錆びたりするのを防ぐため、洗ってから持ち帰っています。

🔴月山に行ったら、必ず姥沢駐車場に停めたい!🔴

姥沢駐車場は300台停められますが、スキーだけでなく月山登山する人も姥沢駐車場を利用するので、満車になって駐車できないことがあります。
姥沢駐車場に駐車できない場合は、姥沢駐車場から6km下にある志津駐車場に駐車することになります。

志津駐車場から姥沢駐車場までは、西川町民バスで行き来をします。
路線バスなので、時刻表通りの運行です。
月山で滑って帰る時もバスを使いますが、バスの最終便を逃してしまうと志津駐車場まで歩いて戻ることになります。
志津駐車場に停めた場合は、バスの時間を確認してからスキー場に行くことをオススメします。

志津駐車場には水道が見当たらず、スキー板を洗うこともできません。

バスの待ち時間・バスの最終時間などを考えると姥沢駐車場に駐車するのがオススメです。

 

以前我が家が経験したことです。

300台停められる姥沢駐車場ですが、一度だけ姥沢(うばさわ)駐車場が満車で、志津駐車場に駐車することになりました。

西川町民バスを使って、志津駐車場から姥沢駐車場まで、スキー板やスキーブーツの他、必要な荷物を持ってバスで上がりました。
西川町民バスも姥沢駐車場のところまでしか行きません。
『もう少し上まで上がってくれればいいのに・・・』と思いながら、月山ペアリフト山麓駅まで歩きました。

バスで荷物を運ばなければならず、また志津駐車場には水道が見当たらなくて道具も洗うことができませんでした。

この時、『今後は絶対姥沢駐車場に停めよう』と思いました。

姥沢駐車場から月山ペアリフト乗り場までの道は?


姥沢駐車場から月山ペアリフト山麓駅まで、スキー板やスノーボードなどの道具を担いで登ります。
スキー板やブーツだけでなく、食べ物・飲み物なども持って行くので、できるだけコンパクトにと思っても、結構大きな荷物になってしまいます。

暑い日は、飲み物を2L位持って行くので、荷物の総重量は10kgを超えていると思います。
5月中に行くと駐車場から200m位歩いていくとまだ道に雪が残っています。

姥沢(うばさわ)駐車場から月山ペアリフト山麓駅まで歩くときの注意点は、
・4月のオープン時から5月20日頃までの『道に残雪がある場合』
・5月末以降の『道に残雪がない場合』
で違いますので、それぞれの場合について説明しますね。

道に残雪がある場合

残雪がある時の道路の雪の状況


4月のオープン時から5月20日頃までの道に残雪がある場合は、日が昇って8時を過ぎると上の写真のように雪が融け始め、雪が柔らかく歩きづらくなります。

そこで残雪がある場合は、朝早い時間にリフト山麓駅まで登るのがオススメです。
早朝の方が雪が硬いため、比較的歩きやすいからです。

このとき、スキーストック伸縮可能なトレッキングポールがあると歩きやすいです。

伸縮可能なトレッキングポールは、車に入れておいても邪魔にならないし、リュックサックなどの荷物にも入れておきやすいです。
写真でもわかる様に、ストックの半分くらいの長さまで縮むので、持ち歩きしやすくなっています。

私は息子が滑るのに使うストックを借りて登っています。
私にストックを貸した息子はスキー板を杖代わりにして登っています。

この写真は、残雪があるときの帰り道です。

月山ペアリフトから駐車場まで、残雪がある時の状況
残雪が駐車場の近くまであるので、息子は雪のあるギリギリのところまで滑って降りてきます

私は歩きで降りるんですが、雪が融けてぐちゃぐちゃになっているので歩きづらいです。
足を取られて転ばないように気をつけて歩くようにしてます。

 

滑って足を取られてどうしようもない時は、その場でスキーブーツに履き替えます。
スキーブーツは、靴底が固く、足首も固定されるため、融けて柔らかくなった雪上も歩きやすくなります。

道に残雪がない場合

駐車場から月山ペアリフトまで、残雪がない時の様子
5月末以降の道に残雪がない場合は、駐車場からリフト乗り場まで舗装面が出てきますので、とても歩きやすくなってきます。
息子は普通の靴で登り、月山ペアリフト山麓駅でスキーブーツに履き替えています。

駐車場に戻る時も月山ペアリフト山麓駅でスキーブーツから靴に履き替えて、普通に歩いて帰ります。

駐車場に戻るときは、急な下り坂もあるので、転ばないように注意が必要です。
残雪がある場合と違って、ストックやトレッキングポールがなくても普通に歩けます。

スキーを担がずにリフト乗り場まで行く方法

残雪がない時だけですが、マイクロバスでリフト乗り場まで行ける方法があります。

月山で練習しているスキーチームの中には、マイクロバスで月山ペアリフト山麓駅まで上がっているチームがあります。
そのチームの練習に参加するとそのチームのマイクロバスで月山ペアリフト山麓駅まで乗せていってもらえます。
姥沢駐車場から歩かない分、低学年の子供でも体力を温存でき、その分滑走練習を多くできます

ウチの息子が小学2年生の時にお世話になったスキーチームは、まさにこれでした。

 

月山のスキーチームの練習に参加し、マイクロバスに乗せてもらった時の様子です。

ビジター練習で練習の予約をします。(何回参加できるかわからなかったので、チーム登録はしませんでした)
前日までに集合時間と集合場所の連絡がきます。
当日指示のあった集合時間に集合場所に行きます。

集合場所で受付をします。
集合場所の駐車場に車をおいて、スキー板など必要な荷物と一緒にマイクロバスで月山ペアリフト山麓駅まで乗せていってもらいます。
月山ペアリフト山麓駅でブーツに履き替え、練習の準備に入ります。

小さい子供の場合、最初からチーム登録をしてしまうと「やっぱり行かない」ってなった時に登録料が勿体無いので、まずはどんな感じかビジターで練習に参加してみるといいですよ。
そして、『大丈夫、通える!』ということを確認してから、チーム登録した方がいいと思います。

※息子が練習に参加したスキーチームは、小学生のうちは、練習場所まで保護者の引率が必要でした。

雪上車によるスキー配達サービス

コロナ禍前にスキー配達サービスをしていた雪上車

コロナ禍前は、雪上車によるスキー配達サービス(無料)がありました。
これがとても便利です。

 

雪上車によるスキー配達サービスは、月山ペアリフト山麓駅までの道に残雪があるときだけのサービスです。

コロナ禍のここ2〜3年は、雪上車の周りを人が取り囲んで密になりやすいため、スキー配達サービスはお休みでした。

コロナ禍前にやっていたこのスキー配達サービスは、めちゃくちゃありがたいサービスでした。
また復活して欲しいなと思ってます。

月山スキー場に一番近い宿

月山スキー場に一番近い宿は、【月山リゾートイン】です。

月山リゾートインでは、ハヤシワックスが販売している『月山専用ワックス』も取り扱っています。

姥沢駐車場周辺の宿

姥沢駐車場周辺の宿は、【ロッヂやつなみ】です。

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まとめ

姥沢駐車場の駐車台数は、300台です。

月山春スキーシーズンの駐車料金(美化協力金)は、1台500円です。
月山夏スキーシーズンに突入すると駐車場での協力金のお支払いはありません。
月山ペアリフト山麓駅に向かう途中で、美化協力金をお支払いする建物があるので、そこで1人200円をお支払いします。

姥沢駐車場の近くに24時間利用できる公衆トイレと更衣室の建物があります。
その建物の外の水道で、滑った後のスキー板やボード、スキーブーツなどを洗うことができます。

姥沢駐車場から月山ペアリフト山麓駅まで歩く場合、残雪がある時にはスキーストックや伸縮可能なトレッキングポールを使用するのがオススメです。
残雪がない場合には、姥沢駐車場に戻る道中は急な下り坂になっているところもあるので、転ばないように注意してください。

チームのマイクロバスや雪上車によるスキー配達サービスが利用できると便利です。

この記事を書いた人
アルペンママ

息子が3歳の時から、スキー場への送迎を始めて早10年。
年間50回、のべ500回以上、行ったスキー場も20ヶ所を超えました。
その経験から、スキー場へのアクセス時の注意点や回避テクニック、知っておくと便利なお得情報を書いています。

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