スノーパーク尾瀬戸倉は、群馬県片品村にあります。
スノーパーク尾瀬戸倉に車で行く場合、道路が凍結している事が多く、スリップしそうな場所が何箇所もあります。
我が家はハイエースの四輪駆動(4WD)車に乗ってます。
もちろんスタッドレスタイヤも履いています。
それでもスリップした経験があり、そこから『ここはこうした方が安全だ!』というテクニックも学びました。
そこで、スノーパーク尾瀬戸倉への道中と駐車場内で、私がいつもやっている情報をお知らせします。
・雪や凍結でスリップしやすい道路ではどんな運転をしているか
・スリップして上れそうもないところはどうやって上っているのか
特にスリップには十分注意してください。
積雪や凍結時のスリップ注意箇所と運転の小技
スノーパーク尾瀬戸倉は、群馬県利根郡片品村にあります。
最寄りのICは、関越道沼田ICになります。
スノーパーク尾瀬戸倉まで、関越道沼田ICで高速道路を降りてから約40kmあります。
道路に積雪や凍結がなければ車で1時間くらい、積雪や凍結がある場合は車で2時間くらいかかります。
国道120号線の注意場所
スノーパーク尾瀬戸倉に行くには国道120号線を使います。
この国道120号線は積雪や凍結時にスリップしそうなところがあるので注意が必要です。
国道120号線を左折し、久屋原町方面に向かいます。
沼田ICと国道120号線の交差点は、右左折用の車線が2車線づつあります。
ファミリーマートに寄るなら左側車線
沼田ICと国道120号線の交差点のところにファミリーマートがあります。
ファミリーマートに立ち寄る場合は、右側車線ではなく、左側車線を進んでください。
交差点の信号の手前で、ファミリーマートの駐車場に入れます。
「吹割の滝」周辺はスリップに注意
「吹割の滝」周辺はスリップに注意して下さい。
沼田ICから国道120号線に入り、車で約16km(約30分)尾瀬方面に進むと、吹割の滝という観光名所があります。
この吹割の滝の手前500mくらいのところに【吹割の滝市営駐車場】があります。
吹割の滝市営駐車場のところにある半感応式の信号機の交差点は注意が必要です!
積雪や凍結時はこの信号のところでスリップ事故を起こしている車や立ち往生している車がいることがあります。
写真だと見通しが悪いようには見えませんが、実際車で走ると意外に見通しが悪いです。
調子よく気楽に車を走らせていたら、いきなり赤信号で停まっている車がいてぶつかりそうになったことがあります。
この信号のところはあまり見通しが良くないので、事故を起こしたりしないように注意してくださいね。
この信号のところで、私が気をつけていること!
・手前に予告灯があるので、予告灯が赤だったら、予告灯の手前からスピードを落とし、信号に差し掛かった時に青になるようにスピードを調節します。
・信号が変わったばかりでスピード調整ができない場合、ブレーキを強く踏むとスリップしやすいので、優しく何回かに分けてブレーキを踏んで停止します。(ポンピングブレーキを利用)
・赤信号で止まって発進する場合、青に変わっても、アクセルを一気に踏み込まず、ゆっくり優しくアクセルを踏んでいくようにします。
急にアクセルを踏むと、タイヤが空回りしやすくなり、スリップして前に進めず、立ち往生する可能性ありますので、注意してくださいね。
野菜直売所近辺の坂での注意点
尾瀬高校の先の野菜直売所のところは緩やかな下り坂なので、加速しすぎないように注意が必要です。
吹割の滝から、さらに車で約5km(約6分)尾瀬方面に向かい、尾瀬高校を過ぎた先に野菜直売所があります。
沼田IC方面から向かうと、この野菜直売所のところは、緩やかな下り坂でその先がカーブになっています。
凍結時しているに普通に走っていって、カーブに入るからとブレーキを踏んだらスリップしてしまい、「まずい、どうしよう?」と焦ったことがあります。
幸い対向車や前後に車がいなかったので事故を起こさずにすみましたが、周りに車がいたらと思うと、ゾッとしました。
『凍結している時こそ、ブレーキは慎重に踏まなければいけない』と改めて実感しました。
凍結している時は、この野菜直売所の先のカーブでスリップしやすいので、気をつけて下さいね。
私は、ブレーキでスリップしましたが、急ハンドルでもスリップしますので、カーブで慌てて急ハンドルもしないように注意して下さいね。
ここに差し掛かるときに、私がやっている運転方法
通常は、ギアをD(ドライブ)で運転しています。
ここに差し掛かる少し手前のところで、ギアをマニュアルにし、Low(1速)かSecond(2速)にシフトチェンジするようにしてます。
そうすることでエンジンブレーキ(エンブレ)のような効果を得ることができ、フットブレーキを使わずにエンブレでスピードを抑えることができます。
→ブレーキを踏まないことで、スリップしにくくなります。
シフトがドライブのままだと下り坂で車は加速してしまい、ブレーキを踏まなくてはいけない状況になるので、加速しづらくするためにギアを落とすように心がけています。
鎌田信号を左折
スノーパーク尾瀬戸倉に行くには、鎌田の信号を左折します。
野菜直売所を過ぎて、国道120号線を道なりに進んでいくと、右手に【鎌田モータース】というお店がある信号です。
スノーパーク尾瀬戸倉に行くには、この【鎌田】の信号を左折して、国道401号線に入ります。
国道401号線の注意場所
国道401号線に入ると、すぐに橋を渡ります。
橋の真ん中あたりの一部に、ドーム型の屋根があります。
雪が降るとこの屋根の前後で凍結していることがあるので、注意してください。
・雪が降っている時はトンネル内の真ん中は大丈夫ですが、トンネル出入口は、雪が吹き込んだりして凍結していることがあります。
・雪が降った後、道の雪が融けていても、トンネルの境目のところが凍結していることがあるので、トンネル出入口は特に凍結注意です!
鎌田から東京電力変電所まで
【鎌田】の信号を左折して国道401号線に入ると、ニューヤマザキデイリーストアの先に長い直線があります。
この直線の最後のところに、東京電力(東電)の変電所があります。
雪が降っていた日の早朝、上記地図の最初の急カーブのところ(東電の変電所の先)で車が落ちているのを見かけました。
『なんで車がここに?』と驚きましたが、『スリップして落ちた?スリップに気をつけないと危ない!』と、気をつけながら運転しました。
ここが、早朝に車が落ちていたのを見たことがある場所です。
ガードレールの切れ目のところで、落ちていました。
長い直線後にカーブがある場合に注意すること
・直線でスピードを出し過ぎて、カーブを曲がるために急ブレーキを踏まないように注意します。
・長い直線でもスピードを抑えて、カーブに入る直前にスピードが十分落ちているようにポンピングブレーキでスピード調整をすることが大切です。
この東京電力の変電所の先の国道401号線は道が狭いので、対向車に注意が必要です。
東電の変電所からスノーパーク尾瀬戸倉までは、私が通った限りですが、スリップしたり立ち往生している車は見かけたことがありません。
スノーパーク尾瀬戸倉の駐車場では入口と出口の坂道に注意
スノーパーク尾瀬戸倉の駐車場内もまた、積雪時や凍結時にスリップを起こしやすいです。
駐車場自体は、駐車台数900台、駐車料金は全日無料でととても使いやすいですが、その出入口が坂になっていてスリップしやすいので、十分に注意してください。
一方通行での逆走注意!
駐車場の道順は、上記の航空写真で下のVの字になっているところを左に入ります。
この駐車場での注意点は、一方通行だということです。
駐車場と建物の間は下から上に向かって一方通行です。
真ん中あたりの建物が終わったところを右に曲がります。
ヘアピンカーブを曲がったら、上から下に向かって一方通行となってます。
道順は、下のイラストを参考にして下さい。
また駐車場はゲレンデや道路より低いところにあり、入る時は下り坂、帰る時は上り坂で道路に出ます。
入口から出口まで一方通行のはずですが、時々入口から出て行く車を見かけます。
逆走は危険なので、逆走しないように気をつけて下さいね。
スリップして坂を登れないときは
出口に向かう際、地面が凍結していると滑って上れない車を見かけることがあります。
助走をつけて勢いよく進むと上り切れると思います。
坂道を上りながらのカーブで、さらに端の方を人が歩いているので、思いきってアクセルを踏み込めないことが多いです。
何回か助走をつけ、勢いよく走ったら上れた車や何回助走をつけても上れないので諦めてチェーンを巻く車もいます。
凍結している日にこの坂道を片方だけチェーンを巻いて上ろうとした車を見た時には驚きました。
片方だけではスリップして上れず、結局両方のタイヤにチェーンを巻いてました。
チェーンを巻くのは大変なので片方しか巻かなかったのかなと思いましたが、『最初から両方巻いておいた方が安全だし、一回で上れたのでは?』と思います。
事故を起こしてからでは遅いので、安全第一の行動を心がけて欲しいものです。
車に戻る時に駐車場内でスリップしてる車を見かけた時は、息子に『車が突っ込んでくるかもしれないから、よく前見て歩きなね』と声をかけてます。
自然の地形を利用したスキー場なので駐車場の立地について文句は言えませんが、『せめて出口に向かうところが平らになれば安全なのになぁ』って、滑ってる車を見るたびに思います。
駐車場出口に向かう際の運転方法
・駐車場内が凍結している時は、普通に走るとスリップして上れないことがあります。
・特に2WD(前輪駆動・後輪駆動)の車がスリップして登れない可能性があります。
・一度スリップして上れなかったら、周りに歩行者がいないのを確認した上で、平らなところまで下がり、そこから助走をつけて、出口に向かって下さい。
→助走をつけることで、出口に行ける可能性があります。
・上り坂を上るためには、勢いが必要です!
勢いをつける時は、駐車場内の歩行者に注意して下さいね!!
スノーパーク尾瀬戸倉スキー場周辺の宿
スノーパーク尾瀬戸倉スキー場に近いオススメの宿を紹介しますね。
尾瀬高原ホテル
ゲレンデ内にあるホテルです。
ロッヂ 白い鳥
ゲレンデまで徒歩10分と少し離れてますが、ご飯が美味しい宿です。
まとめ
スノーパーク尾瀬戸倉の最寄りのICは、【関越道の沼田IC】です。
高速を降りてから、国道を約40km走ると到着します。
積雪がなければ、沼田ICから1時間位で到着しますが、雪が降ってたり、道が凍結してたりすると2時間位かかります。
「国道120号線」と「国道401号線」共に、積雪や凍結時にはスリップをしやすいので、十分な注意が必要です。
国道120号線の吹割の滝市民駐車場近くの信号は、反感応・押しボタン式信号ですが、立ち往生したり、事故を起こしたりしやすい場所なので、注意してください。
赤信号で止まらないようにスピードを調節したり、ポンピングブレーキを活用したりする運転が必要です。
スノーパーク尾瀬戸倉の駐車場は、入口から出口まで一方通行です。
駐車場の出口手前は上り坂になっているので、もしスリップして立ち往生しそうになったら、平らなところから助走をつけて出口に向かうとスリップしないで上り切ることができると思います。
駐車場内の歩行者を轢かないように注意してください。
スノーパーク尾瀬戸倉の口コミ情報は、スノーパーク尾瀬戸倉の口コミとおすすめ情報を徹底調査!にまとめてあります。
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