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月山スキーにはホットワックスと簡易ワックス両方が必須!時期に応じたおすすめワックスと塗り方をご伝授

スキー

月山スキー場は春から夏にかけて、融けかけた雪と水が混ざった雪上を滑ります。
そのため、ワックスは必須です。

我が家では、スキー板に必ずホットワックスをしてから月山に行きます。

ただ、自宅で施工したホットワックスだけだと、滑っているうちにワックスが落ちてスキー板が滑らなくなってしまいます。
そこで、スキー場でも常時ワックスが塗れるように簡易ワックスとフェルト付ブラシを持ち歩きます。

時期によって、雪質というか、水分量が微妙に違うので、ワックスの塗り方やタイミングが異なります。

この記事では、我が家の経験を元に月山スキー場の雪質に合わせたワックスのかけ方について、紹介します。

自宅で塗るホットワックスのおすすめ品とやり方

ご参考までに、私がホットワックスをかけるときに使うおすすめのワックスやホットワックスのやり方を紹介します。

おすすめのホットワックス


月山スキー場には何年か通っているので、いろいろなワックスを使ってみました。
その中でもSWIXのワックスが一番使いやすく、ワックスの持ちもいい感じがしてオススメです。

・メーカー    : SWIX(スィックス)
・クリーニング  : PS10(イエロー)
・ベースワックス : PS6(ブルー)+ PS10(イエロー)
・滑走ワックス  : CH7(バイオレット)+ PS10(イエロー)

ベースワックスと滑走ワックスは、適温の違う2種類のワックスを混ぜて使っています。
混ぜる分量は、PS10が1に対して、PS6やCH7は0.5〜1位を目安にしています。

最初は、どのような配分でベースワックスや滑走ワックスを塗るか難しいかもしれませんが、2回、3回と数を重ねるうちにわかってくると思います。

私は、先週の月山はこんな感じの雪だったから、今週はこのくらいの配合で良いかなという感じで、滑走面に垂らすワックスの量を決めてます。


現地で簡易ワックスを塗る手間を減らすために、滑走ワックスの上に、さらにハヤシワックスの『SHF-01 LQD』(上記写真)を塗って仕上げておきます。
『SHF-01 LQD』は、ベースワックス用の液体ワックスですが、私はいつも滑走ワックスの代わりとして塗ってます。

ホットワックスの作業場確保と塗り方の手順


上の写真は、我が家でホットワックスをかける時の作業場です。

ワックスで1階の床が汚れる嫌なので、2階の廊下にブルーシートを敷いてホットワックスをする場としてます。
2階には家族しか上がらないので、多少ワックスで汚れてもOKです。

それでは、手順です。

 

① アイロンで固形のワックスを溶かしながら板の滑走面の上に垂らします。
② ①で垂らしたワックスをアイロンを使って滑走面全体に塗り広げています。
③ ワックスが全体に広がったら、ワックスと滑走面が冷えるまで待ちます。
※ここで私は1時間くらい待つようにしてます。
④ ワックスが冷えて固まったら、スクレーパーで余分なワックスを削ります。
⑤ 馬毛ブラシで、余分なワックスを掻き出します。
⑥ 静電気除去クロスで滑走面を拭いて仕上げです。

このように自宅でしっかりホットワックスをかけます。

もし、自宅にホットワックスの道具がない場合は、次にご紹介する簡易ワックスのやり方でワックスを塗るだけでも板の滑りが違うと思いますので、ぜひ試してみてくださいね。

月山で塗る簡易ワックスとその塗り方

月山スキー場のゲレンデでもワックスがすぐに塗れると便利です。
そこで、我が家では簡易ワックスとフェルト付ブラシを持参しています。

現地で塗る簡易ワックスとその塗り方について、ご紹介します。

月山で使う簡易ワックス

私が月山に持参する簡易ワックスは、ハヤシワックスという会社のSHF-01 LQD(スーパーハイフッ素)です。
これは、リキッドタイプのワックスです。


このハヤシワックスのSHF-01 LQD以外に、DOMINATOR(ドミネーター)のペーストタイプのワックスも月山スキーの時に使ったことがあります。

でも、実際に息子の滑りを見ていて、DOMINATOR(ドミネーター)のペーストタイプよりもハヤシワックスのSHF-01 LQDの方が長持ちするような感じがしました。

SHF-01 LQDは液体ワックスなので、これを塗るためにフェルトのついたブラシ(上記写真のブラシ)も一緒に持っていきます。

現地での簡易ワックスの塗り方

上記写真のブラシを使ってどのように現地でワックスがけをしているか、紹介します。

 

① ブラシについたフェルト部分に、液体ワックスをつけます。
※つける量は、適量です。
② フェルトについたワックスを広げるように塗ります。
③ フェルトに1度ワックスをつけたら終わりではなく、ワックスが広がらなくなったなと思ったら、再度フェルトにワックスをつけ、塗り広げます。
④ スキー板全体にワックスを広げたら、力を入れてトップ(先端)からテールに向かって、コルクのフェルト部分で塗り込みます。

月山で簡易ワックスをするときは、ここまでの工程で終了です。
※月山で簡易ワックスを塗り込むときは、滑走面とブラシについたフェルトで摩擦熱を発生させ、その摩擦熱で簡易ホットワックスをしているんだと意識するようにして塗っています。

自宅で簡易ワックスを塗るときは、次の作業を追加します。

⑤ ワックスを塗り込んだら、馬毛ブラシで滑走面に残っている余分なワックスを掻き出します。
⑥ 掻き出したら、静電気除去用のクロスで滑走面を拭いて完成です。

ゴールデンウィーク頃の月山スキー場の雪質とワックス

ゴールデンウィーク頃に撮影した月山ペアリフト付近の雪です。

水分の多いビシャ雪ですので、ワックスを塗ってないスキー板はほぼ滑りません。
ちなみに私のスキー板はホットワックスをほぼしていないので、月山で使うと全く滑りません。

息子が月山へスキーに行く前には、必ず自宅でスキーワックス専用のアイロンを使って、ホットワックスをします。

ペアリフトを使って大斜面や沢コースを滑る場合


月山の大斜面や沢コースでは、春の雪融けの始まった水分の多い雪の斜面を滑ります。
ペアリフトを使って大斜面や沢コースを滑る場合の滑走距離は、Tバーリフト利用時の滑走距離に比べてとても長いです。

息子は、ホットワックスをした上に簡易ワックスを塗ったスキー板を使って滑ります。
最初の3本くらいは快適に滑れますが、滑っているうちに板が滑らなくなります。
そうすると、息子は「ワックス塗る!」と言って、持参した簡易ワックスを塗り始めます。

この時湿雪に強い簡易ワックスを塗っていますが、3本くらい滑るとまた板の滑りが悪くなります。
1日を通して、板の滑りが悪くなったら簡易ワックスを塗るというのを繰り返しながら滑っています。

Tバーリフトを使って山頂近くを滑る場合

これは、ペアリフトを降りたところから撮影したTバーリフトの様子です。
写真の真ん中あたりの列がTバーリフトの順番待ちの列です。

ペアリフトを降りて、山頂の方に向かって歩いて行ったところにあります。

Tバーリフトは、月山スキー場がオープンしたての4月下旬ごろは300mぐらいあると思いますが、雪融けに合わせて、Tバーリフトの長さと滑る距離は段々と短くなります。

写真のようにTバーリフトは、スキーを履いたまま、ワイヤーで引っ張り上げてもらってます。
Tバーリフト乗車時も雪の上を滑っています。
Tバーリフトを使う時のワックスの塗り方は、午前中1回、お昼休憩中に1回塗る程度です。

Tバーリフトを使う場合は、大斜面や沢コースを滑るときに比べて、ワックスを塗る回数が少ないですが、十分にスキー板の滑走性は保たれています。

5月下旬以降、夏スキーシーズン突入前の雪質とワックス

月山ペアリフト乗り場
5月下旬以降の夏スキーシーズン突入前は、気温も高い日や雨が降る日が増えます。
気温上昇や雨により、月山スキー場の雪の水分量も増えるので、滑っている時に頻繁に簡易ワックスを塗る必要があります。

さらに上の写真を撮った日は、天気が悪く、雨も降ってたので、ますます雪に含まれる水分が多くなってました。

自宅でホットワックスをし、滑走ワックスの上に簡易ワックスを塗った状態の板を持って行きました。
冬だったら、これだけワックスを塗ってあると2〜3日は何もしなくても十分滑るんですが・・・
この日の月山では、半日持ちませんでした。

大斜面を2本くらい滑ると、「全く板が滑らず、ブレーキになる」って言いながら、息子が戻ってきました。
そういう時のためにその場で塗れる簡易ワックスとコルクを持ち歩いてます。

その場で簡易ワックスを塗って送り出しましたが、1本滑ったら、「やっぱり途中から滑らない」と戻ってきました。
そこからは滑る度にワックスを塗る感じで、大変でした。

 

5月下旬頃からは、ペアリフトを使って、滑る都度ワックスを塗らなければならない大斜面を滑るより、Tバーリフトを使って滑る方がワックスを塗る頻度が少なく、滑ることに集中できるのでオススメです。

夏スキーシーズン突入以降

6月下旬のTバーリフトの様子
月山が夏スキーシーズンに突入すると大斜面や沢コースには雪が融けてなくなるため、Tバーリフトを使って滑ります。
上の写真はTバーリフトを利用して、登っているところです。

雪融けが進んでいるので、滑走距離も短くなります。
そのためか、雪の水分が増えているにもかかわらず、ワックスの持ちが良くなる気がします。

上の写真は、Tバーリフト乗り場付近で撮影したものです。

雪融けが進み、場所によっては下に生えている草が見え始めてます。
前年の枯れた草と今年生え始めた草が混在してます。

雪融けが進んでいるだけでなく、雨や黄砂の影響で雪の汚れもひどくなってきてます。

上記の写真のように雪の切れ目のところは、白ではなく、半透明に近い色になってます。
触ってみたら、ほぼ水でした。

滑走している斜面の雪も水分が豊富になってますが、息子は簡易ワックスも塗らずに滑っています。
もちろん自宅でホットワックス+SHF-01 LQDを塗ったスキー板なので、簡易ワックスも塗らずに滑り続けられると思います。

念の為、いつでもワックスが塗れるように、簡易ワックス+コルクは持ち歩いています。

まとめ

月山スキー場は春から夏にかけてスキーを楽しめるスキー場です。
月山スキー場では、雪解けの始まった水分の多い雪の上を滑るので、ワックスが必須です。

ホットワックスをしていない私の板はほぼ滑りませんので、月山へスキーに行く前は必ずホットワックスを施工しています。
自宅でホットワックスをした板でも月山で滑り続けるうちにスキー板は滑らなくなりますので、現地で塗れる簡易ワックスは必ず持参しています。

自宅にホットワックスの道具がない場合は、簡易ワックスだけでも塗ることをオススメします。
簡易ワックスを塗るだけでも、全くワックスを塗ってない状態よりも板が滑ることを実感できると思います。

月山スキー場へ行く場合のシーズンを通してのオススメは、ゲレンデでいつでもワックスが濡れるように簡易ワックスを持って行くことです。

この記事を書いた人
アルペンママ

息子が3歳の時から、スキー場への送迎を始めて早10年。
年間50回、のべ500回以上、行ったスキー場も20ヶ所を超えました。
その経験から、スキー場へのアクセス時の注意点や回避テクニック、知っておくと便利なお得情報を書いています。

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